トップ > 生前対策ブログ > ~相続一般 > 【墓じまいその1】~はじめに~
お知らせ生前対策ブログ~相続一般
【墓じまいその1】~はじめに~
本日から、シリーズとして「墓じまい」を取り上げていきたいと思います。
近年、終活のひとつとして「墓じまい」が注目されています。
◆ 皆さんは、年間何件くらいの「墓じまい」があると思いますか?
お恥ずかしい話、筆者は「墓じまい」について調査するまで、桁をひとつ間違えておりました。。。。
答えは、厚生労働省の発表によると、2016年度は約9万件、2017年度には初めて10万件を超えたそうです。年々「墓じまい」をする人が増えているのが統計上わかります。
◆ では、「墓じまい」とはどうすることを指すのでしょうか?
少なくても「墓じまい」という聞きなれない言葉の表記・響きからすれば、マイナスなイメージを持たれる方が多いと思いますし、それが通常の感覚なのかもしれません。
実際、私も「墓じまい」という言葉を初めて見たときは、「墓じまい」=「ご先祖様の眠るお墓をなくすこと」と思いました。
ところが、「墓じまい」について調べるうちに、自分の認識が間違っていることがわかり、私と同じようなイメージをお持ちの方に正確な情報を発信・伝達できればと思い、本シリーズを取り上げる運びになりました。
では「墓じまい」とは?
誤解を恐れずに言いますと、答えは「お墓の引越し」と考えて頂ければ間違いないと思います。いまあるお墓から遺骨を取り出し、原状回復後、新しい場所に改めて納骨することが多いので「改葬」とも呼ばれております。
なので、「墓じまい」≒「お墓の引越し」≒「改葬」となります。
いかがですか?
「墓じまい」が「お墓の引越し」とわかれば、「墓じまい」に対する抵抗感はぐっと減りませんか?
承継者のいないお墓をそのまま放置しておけば、いずれ無縁仏として改葬されてしまいます。それならば、お参りできる場所にお引越しさせて頂いたほうが、心理的にも経済的にも負担はずっと軽いですよね。
「墓じまい」について、興味を持たれた方は【墓じまいその2】をご覧ください。
当協会では、生前対策のご提案をさせて頂いております。
「墓じまい」には様々な専門家の関与が必要になって参りますが、当協会にて適切な専門家をご紹介できるかと思います。
生前対策・相続対策のひとつとして、お体の元気なうちに「墓じまい」に着手されてはいかがですか?
お気軽にお問い合わせください。
一般社団法人日本生前対策支援協会へのご質問、サービス内容等でご不明な点などございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。