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【墓じまいその1】~はじめに~

2019年05月20日更新

本日から、シリーズとして「墓じまい」を取り上げていきたいと思います。

 

近年、終活のひとつとして「墓じまい」が注目されています。

 

     皆さんは、年間何件くらいの「墓じまい」があると思いますか?

 

お恥ずかしい話、筆者は「墓じまい」について調査するまで、桁をひとつ間違えておりました。。。。

 

答えは、厚生労働省の発表によると、2016年度は9万件2017年度には初めて10万件を超えたそうです。年々「墓じまい」をする人が増えているのが統計上わかります。

 

     では、「墓じまい」とはどうすることを指すのでしょうか?

 

少なくても「墓じまい」という聞きなれない言葉の表記・響きからすれば、マイナスなイメージを持たれる方が多いと思いますし、それが通常の感覚なのかもしれません。

 

実際、私も「墓じまい」という言葉を初めて見たときは、「墓じまい」=「ご先祖様の眠るお墓をなくすこと」と思いました。

 

ところが、「墓じまい」について調べるうちに、自分の認識が間違っていることがわかり、私と同じようなイメージをお持ちの方に正確な情報を発信・伝達できればと思い、本シリーズを取り上げる運びになりました。

 

では「墓じまい」とは?

 

誤解を恐れずに言いますと、答えは「お墓の引越し」と考えて頂ければ間違いないと思います。いまあるお墓から遺骨を取り出し、原状回復後、新しい場所に改めて納骨することが多いので「改葬」とも呼ばれております。

 

なので、「墓じまい」≒「お墓の引越し」「改葬」となります。

 

いかがですか?

 

「墓じまい」が「お墓の引越し」とわかれば、「墓じまい」に対する抵抗感はぐっと減りませんか?

 

承継者のいないお墓をそのまま放置しておけば、いずれ無縁仏として改葬されてしまいます。それならば、お参りできる場所にお引越しさせて頂いたほうが、心理的にも経済的にも負担はずっと軽いですよね。

 

「墓じまい」について、興味を持たれた方は【墓じまいその2】をご覧ください。

 

当協会では、生前対策のご提案をさせて頂いております。

「墓じまい」には様々な専門家の関与が必要になって参りますが、当協会にて適切な専門家をご紹介できるかと思います。

生前対策・相続対策のひとつとして、お体の元気なうちに「墓じまい」に着手されてはいかがですか?


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