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【デジタル遺品3】デジタル遺品の体験談
こんにちは
生前対策スタッフです。
今回は、前回紹介があったとおり私の祖父のデジタル遺品についての体験談をブログに書かせていただきますのでよろしくお願いいたします。
祖父は大正生まれですが、新しい物事について敏感に感じ取り、それを生活や習慣に取り入れる行動力のある人でした。
新しいもの好きな祖父は「終活」という言葉がメディア等で取りざたされるとすぐに、自身の資産についての整理やエンディングノートの記載を細かく行っていました。
自身が認知症等になる前に始めた終活や、相続や資産の整理について家族が一緒に考えられたことで、亡くなった後の手続は比較的スムーズに行えたと思います。
生前、技術士をしていたこともあり、特にデジタル家電について興味を持っていました。80歳過ぎに発売されたアップルウォッチを購入して使用していたのがとても印象に残っています。
遺産整理の際にも、デジタル家電等のログインや、携帯電話の解約が大変な作業になると思っていましたが、エンディングノートにはメモ程度にログインのヒントが記載されており、大変役に立ちました。
しかし、請求書の郵送を廃止し、ネットのみで確認請求金額を知らせるサービスを受けていたので、契約者自身が失念したり、家族が知りえない契約をしている可能性もあるため、必ず口座の引落し履歴やキャッシュカードの使用履歴を確認する必要があるとも感じました。
残される家族にとっては整理等が困難な場合もあるデジタル遺品ですが、本人が整理しておけば、家族のふとした瞬間を撮った写真や、携帯の連絡帳から親しくしていた友人が分かったりと、故人の思いや縁を褪せることなく伝えられる大切な思い出ともなりえると感じました。
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