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【節税】建設協力金(その2)
本日は、「建設協力金」の流れ(スキーム)から確認しましょう!
1. 出店者は地主に対して「建設協力金」という形で建築資金を貸します。
2. 借りた地主は、事業用の建物を建築します。
3. その建物を出店者に貸しますので、賃貸人・賃借人の関係になります。
※期間は長期(通常10年以上)になります。
4. 出店者は営業利益を上げて、そこから賃料を支払います。
5. 一方で、地主は契約期間中に全額返済するために、均等に返済していきます。
※4と5は、"相殺"されることが多いです。
では、メリット・デメリットは何か?
〇地主さんのメリット
・「建設協力金」は無利息(↔銀行は利息有)
・長期契約なので、建物が"空き"になるリスクが少ない(★安定経営)
・中途での解約があると、「建設協力金」の返済義務免除
・節税対策!!!(建物建築による土地の評価減)
●地主さんのデメリット(リスク)
・建物の仕様は出店者の意向が反映されているので、その後の転用が難しい
・賃借人はプロ(知識や経験が豊富)なので、周辺相場より安い賃料に設定される場合がある。(※状況によっては、地主のキャッシュフローがマイナスになる)
・賃借人が倒産した場合の処理が煩雑
以上になります。何事にもメリット・デメリットが伴います。
その見極めが重要なのですが、一般の方では難しいのが現実です。
もしご興味のある方がいらっしゃれば、当協会までお気軽にお問い合わせください。
信頼できる専門家をご紹介出来るかと思います。
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