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シンプルに逝く

2019年08月08日更新

最近「0葬」「直葬」なる言葉を雑誌やネットの記事で目にするようになった。ともに『一般葬』とは対極に位置する≪極めてシンプルな葬儀のスタイル≫である。都市部を中心に、かかるスタイルを生前に選択する方が増えているという。ある統計では、10人中4人はシンプルに逝きたいと「直葬が良い」と意思表示するようだ。

 

そこで、これから「0葬」「直葬」についてみていこう。

 

「0葬」とは、宗教学者の島田先生の著書に出てくる造語(と認識している)。一般的な弔い方とは異なり、葬儀もなし・遺骨もなし・お墓もなしという究極的にシンプルな弔い方である。同じく宗教学者の山折先生は、これを「三無主義」と呼ぶ。同義であろう。

 

「直葬」とは、故人が亡くなった後、安置所か自宅に遺体を運んで安置し、その後、直接火葬場に移し、荼毘に付すという方法である(週刊朝日MOOK/朝日新聞出版 参照)。通夜や告別式を行わず、ごく限られた近親者だけで火葬のみ執り行うのである。

 

以前のブログでも紹介しましたが、一般葬ですとおよそ200万円の葬儀費用がかかりますが、「0葬」「直葬」だと平均5~30万円に抑えることができます。ご遺族への経済的な負担は相当軽くなるといえるでしょう。

たしかに、遺骨もお墓もないとなると、故人・先祖を軽視している、不義理だと考えることもできます。しかしながら、角度を変えてみてみると、昔ながらの「お墓」にご先祖様が眠っているという考え方から解放され、各人のライフスタイルに応じて、自由に故人や先祖を偲ぶことができると考えることもできると思います。

そうすれば、核家族化・超高齢化・未婚率の上昇といった社会情勢のなかで、遺族の精神的な負担を軽くする結果にもなると思います。

 

とはいえ、地方ではまだまだ「0葬」「直葬」に対する理解は広がっていないのが実情です。ご遺族や親戚間で後々軋轢が生じないように、ご自分の意思は「エンディングノート」や「遺言」でしっかりと遺しておきましょう。


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